時をこえて、またキミに恋をする。

今までに見たことのない宗治の穏やかな微笑み。


さっき、都子姫に再会したときに見せた潤んだ瞳もそうだったけど、本当に宗治は都子姫のことを一途に想っているんだ。


「こうして元の時代へ、しかも死ぬ前に戻ってきたんだから、今度こそ俺は姫と結ばれる!だからびぃ、俺が都子姫とうまくいくように協力しろよ?」

「…はいはい」


救い人の力があったからこそ戻ってこれたというのに、そんなわたしに感謝するどころか、宗治はわたしを使いっぱしりにしようとする。


自分が死んで、もう1人の幼なじみの壱さんと都子姫が結婚したことをタイムスリップした現代で知った宗治。

その未来を変えるために、宗治はこの時代へ戻ってきたようなもの。


時をこえても、都子姫を想い続けていた宗治。

強い想いが起こした奇跡だから、この世では結ばれてほしい。