時をこえて、またキミに恋をする。

都子姫は、恥ずかしそうに舌をペロッと出す。


「それにしても、こんな朝早くにどうしたの?私は目が覚めちゃったから、部屋から出てきたんだけど――」


と言う都子姫の視線が、ゆっくりとわたしに向けられた。


「…あら?あちらの方は?」


都子姫と目が合い、わたしはビクッとして背筋を正した。


…マズイ!

都子姫と顔が瓜二つのわたしの存在を知られちゃいけないのに、まさか…いきなりその本人に見つかるだなんて。


「え…えっと…、わたしは…」


慌ててしまって、とっさに適当な言い訳も思いつかない。

…と思っていたら。


「大変…!頭にケガをされているの!?」


目を見開けた都子姫は、なにもはかずに下りてくるとわたしのところまでやってきた。


「こんなに包帯をされて、痛々しい…。大丈夫ですか!?」