「宗治は、なにか部活入らねぇの?」
「部活?」
「体育の授業見てても運動神経めちゃくちゃいいんだから、運動部だったらなんでもできそうだよな!」
「そうだよっ。オレと同じサッカーにしろよ!」
「いやいや、やっぱり野球だろ〜」
「バスケだって楽しいって!」
そんな会話が聞こえてきた。
わたしは剣道部のマネージャーだけど、宗治はなにも部活には入っていない。
離れると消えてしまうため、いつも宗治はわたしの部活が終わるまで武道場付近で時間を潰していた。
だからもし、宗治がなにかしらの部活に入れば時間を無駄にすることなく、部活が終わったらいっしょに帰れるんだけどな。
「ねぇねぇ、都美」
トイレから帰ってきた七海が、わたしの肩を叩いた。
「隣のクラスの板東くんが呼んでるんだけど…」
「部活?」
「体育の授業見てても運動神経めちゃくちゃいいんだから、運動部だったらなんでもできそうだよな!」
「そうだよっ。オレと同じサッカーにしろよ!」
「いやいや、やっぱり野球だろ〜」
「バスケだって楽しいって!」
そんな会話が聞こえてきた。
わたしは剣道部のマネージャーだけど、宗治はなにも部活には入っていない。
離れると消えてしまうため、いつも宗治はわたしの部活が終わるまで武道場付近で時間を潰していた。
だからもし、宗治がなにかしらの部活に入れば時間を無駄にすることなく、部活が終わったらいっしょに帰れるんだけどな。
「ねぇねぇ、都美」
トイレから帰ってきた七海が、わたしの肩を叩いた。
「隣のクラスの板東くんが呼んでるんだけど…」



