さらには、名前も似ているのだそう。
お姫さまの名前は、『藤門都子』。
『みや』という響きと漢字が同じなのだ。
「顔と名前は似ていても、都子姫は聡明で品があって、お前とは似ても似つかないけどな」
「悪かったわねっ。わたしは聡明でなくて品もなくて…!」
そういうこともあって、お姫さまと見た目が似ているわたしには当たりが強かったというわけか。
「そもそも、俺と姫は幼い頃から想い合っていたんだ」
両想いだった宗治とお姫さまは結婚の約束をしていて、晴れてもうすぐ公家のお屋敷からも結婚相手として認められようとしていたんだとか。
「それじゃあ、じいちゃんばあちゃん!俺が元の時代へ戻れば、また姫に会えるってことか?」
「そういうことじゃな。宗治くんの強い想いが、また姫さまと巡り合わせるチャンスを与えてくれたのじゃよ」
お姫さまの名前は、『藤門都子』。
『みや』という響きと漢字が同じなのだ。
「顔と名前は似ていても、都子姫は聡明で品があって、お前とは似ても似つかないけどな」
「悪かったわねっ。わたしは聡明でなくて品もなくて…!」
そういうこともあって、お姫さまと見た目が似ているわたしには当たりが強かったというわけか。
「そもそも、俺と姫は幼い頃から想い合っていたんだ」
両想いだった宗治とお姫さまは結婚の約束をしていて、晴れてもうすぐ公家のお屋敷からも結婚相手として認められようとしていたんだとか。
「それじゃあ、じいちゃんばあちゃん!俺が元の時代へ戻れば、また姫に会えるってことか?」
「そういうことじゃな。宗治くんの強い想いが、また姫さまと巡り合わせるチャンスを与えてくれたのじゃよ」



