時をこえて、またキミに恋をする。

わたしが尋ねると、先輩は顔を真っ赤にしてこくんとうなずいた。


「ずっと支えてもらっていたのに、オレはなにも返せてなくて…。だから、せめてプレゼントをと思って」


古関先輩は、その人のことをとても大事に想っていることがわかる。


学校一モテる古関先輩の好きな人って、一体どんな人なんだろう。

きっと素敵な人なんだろうな。


「…でも、その人はオレの気持ちにはまったく気づいてないんだ。1年も前からずっと好きなんだけどね」


そう言って、切ない表情でわたしに目を向ける古関先輩。


わたしも先輩の気持ちに少し共感して、胸がギュウっと締めつけられた。


わたしも宗治のことが好きだけど――。

宗治はわたしの気持ちなんて知るわけないから。


「じゃあ、プレゼントを渡したら、さすがに古関先輩の気持ちにも気づくんじゃないですか?」