時をこえて、またキミに恋をする。

「くしゃみ…!?そんなの聞こえましたかっ!?それより、早く行きましょ!」


わたしは半ば強引に先輩の腕を引いた。

人混みということもあって、とりあえず宗治がバレることはなかった。


わたしたちは、ショッピングモールへ。


ここは、若者向けのショップがたくさん入っている。

買い物と言ったらここで、七海と遊ぶときによくくる場所。


「先輩。そのお世話になっている人って、どんな人なんですか?」

「そうだなぁ…。真面目でまっすぐで、いつもなにかに一生懸命なんだ。剣道しているオレのことも応援してくれて、その人がいたからがんばれたかな」


そう話す古関先輩の表情は、少し照れながらも頬がゆるんでいた。

だから、勘づいてしまった。


「もしかして、その人って…古関先輩の好きな人ですか?」