時をこえて、またキミに恋をする。

わたしなんかが、大事なプレゼントを選んでもいいのだろうか。

そんなことを考えたけど、古関先輩がこう言ってくれていることだし――。



数日後。


「高倉、今日はきてくれてありがとう」

「わたしでお役に立てたらいいんですけど…」


わたしたちは電車に乗って、繁華街にやってきた。


制服と剣道着姿しか見たことがなかったから、デニムにTシャツのシンプルな私服を着た古関先輩が新鮮に感じる。


「メッセージに書いてあったお世話になっている人って、女の人ですか?」

「ああ。“女の人”…というか、“女の子”だね。だから、なにをあげたらいいのかわからなくて」

「先輩からなら、なんだってうれしいと思いますよ!」


もし古関先輩のファンだったら、喜びのあまり失神してしまうのではないだろうか。