鬼の子






手紙を読み終えると、息が詰まりそうになるほど驚いた。気が動転して言葉が見つからない。


鬼の子に接吻(キス)された者は死す。
幼い頃から言われ続けてきた呪い。

それが偽物だったってこと・・・?
命を授ける・・・って。

———呪いの正体は?



「茜、・・・あかね?大丈夫?」


分からないことだらけで、頭の中がパンク寸前だった。私はお母さんの声でハッと我に返る。


「混乱しちゃって・・・」

「混乱して当然よ。お母さんとお父さんが調べた情報を説明してもいい?」

コクン、とゆっくり頷いた。