顔をうずめている沙也には見えないけれど、困ったような顔をしているのくらい、わかる。
でも言ったのはそれだ。
沙也の胸は、冷たさと熱、両方が混ざり合った気持ちが悪い感覚になる。
そう言ってくれるのは嬉しい。
でもそれは聞き入れたくない。
清登の中で、綺麗な想い出のままでいるなんて。
それだって素敵なことだろう。
素敵、だけど。
「じゃあ……、清登くんから離れて。本当に駄目なら、突き放してよ……」
震える声で、沙也は言った。
決めていた。
これで離されてしまったら、諦めようと。
もう今夜、ここで過ごすこともやめようと思う。
だって、結ばれないのに一緒にいても、辛いだけだ。
最後の想い出が手に入らないなら、ここまでの想い出だけを持って、おしまいにしたい。
生殺しのような、ぬるま湯のような時間は欲しくない。
痛みしかない時間なんて。
でも言ったのはそれだ。
沙也の胸は、冷たさと熱、両方が混ざり合った気持ちが悪い感覚になる。
そう言ってくれるのは嬉しい。
でもそれは聞き入れたくない。
清登の中で、綺麗な想い出のままでいるなんて。
それだって素敵なことだろう。
素敵、だけど。
「じゃあ……、清登くんから離れて。本当に駄目なら、突き放してよ……」
震える声で、沙也は言った。
決めていた。
これで離されてしまったら、諦めようと。
もう今夜、ここで過ごすこともやめようと思う。
だって、結ばれないのに一緒にいても、辛いだけだ。
最後の想い出が手に入らないなら、ここまでの想い出だけを持って、おしまいにしたい。
生殺しのような、ぬるま湯のような時間は欲しくない。
痛みしかない時間なんて。



