月曜日の会社、昼休み。
いつも使う休憩室でお弁当を食べ終えたあとは、テーマパークのお土産をお供にお茶となった。
「このクランチチョコ、好きなんだぁ。ありがとう!」
かわいらしいパッケージを開けながらお礼を言ってくれる明依は笑顔だった。
明依の前には、沙也が買ってきて贈った、ほかのお土産も置いてある。
紙袋に入ったぬいぐるみと、別のお菓子だ。
クランチチョコは皆で食べるためのもので、そちらは休憩室のテーブル真ん中に、どんと広げて置いてあった。
誰でも取って食べられるように。
実際、来るひとたちがちらほら「もらうねー」と摘まんで持っていくのだった。
「美味しいよね、私も好きなんだ」
自分でもひとつ取って、開けながら沙也も笑顔になる。
「大学のとき、行ったよねぇ。懐かしいな」
明依の懐かしそうな言葉で、大学時代の懐かしい話が少し出た。
しかししばらくして、話は今回のテーマパークのことへ移っていった。
「素敵な想い出ができるね」
沙也の話を聞いて、明依は優しく言ってくれる。
沙也もすぐに頷いた。
「うん。とても素晴らしい時間だなって思う」
ちょっと切なさは滲んだけれど。
それは明依も感じ取ったようだ。少しだけ眉を下げるのが見える。
いつも使う休憩室でお弁当を食べ終えたあとは、テーマパークのお土産をお供にお茶となった。
「このクランチチョコ、好きなんだぁ。ありがとう!」
かわいらしいパッケージを開けながらお礼を言ってくれる明依は笑顔だった。
明依の前には、沙也が買ってきて贈った、ほかのお土産も置いてある。
紙袋に入ったぬいぐるみと、別のお菓子だ。
クランチチョコは皆で食べるためのもので、そちらは休憩室のテーブル真ん中に、どんと広げて置いてあった。
誰でも取って食べられるように。
実際、来るひとたちがちらほら「もらうねー」と摘まんで持っていくのだった。
「美味しいよね、私も好きなんだ」
自分でもひとつ取って、開けながら沙也も笑顔になる。
「大学のとき、行ったよねぇ。懐かしいな」
明依の懐かしそうな言葉で、大学時代の懐かしい話が少し出た。
しかししばらくして、話は今回のテーマパークのことへ移っていった。
「素敵な想い出ができるね」
沙也の話を聞いて、明依は優しく言ってくれる。
沙也もすぐに頷いた。
「うん。とても素晴らしい時間だなって思う」
ちょっと切なさは滲んだけれど。
それは明依も感じ取ったようだ。少しだけ眉を下げるのが見える。



