今度はアドレス帳を呼び出し、スクロールして一件の電話番号を見つける。
いつも清登がかけてくれるから、一回も沙也からかけたことはない番号だ。
でも、本当はずっと前から知っていた番号。
あの名刺に書いてあったのだから。
お願い、なんとかなりますように!
沙也は祈りながら、その電話番号をタップして、電話をかけた。
なかなか応答はなかった。
捕まらなかったらどうしよう、なにかほかの仕事に出ていたら終わりだ。
いや、電話に出てくれてもフリーとは限らないけど……でもどうにかなってほしい!
沙也の祈りは通じたのか。
三十秒以上も過ぎようとした頃。
ぷつっと電話が繋がる音がした。
『はい、目暮です。沙也様ですか?』
このとき、沙也は天にも感謝したい気持ちになり、ぎゅっと縋るようにスマホを握りしめていた。
「目暮さん! ちょっと、助けてほしいことがあるんです……!」
いつも清登がかけてくれるから、一回も沙也からかけたことはない番号だ。
でも、本当はずっと前から知っていた番号。
あの名刺に書いてあったのだから。
お願い、なんとかなりますように!
沙也は祈りながら、その電話番号をタップして、電話をかけた。
なかなか応答はなかった。
捕まらなかったらどうしよう、なにかほかの仕事に出ていたら終わりだ。
いや、電話に出てくれてもフリーとは限らないけど……でもどうにかなってほしい!
沙也の祈りは通じたのか。
三十秒以上も過ぎようとした頃。
ぷつっと電話が繋がる音がした。
『はい、目暮です。沙也様ですか?』
このとき、沙也は天にも感謝したい気持ちになり、ぎゅっと縋るようにスマホを握りしめていた。
「目暮さん! ちょっと、助けてほしいことがあるんです……!」



