『じゃあね。幸せになってとは言えないけど、まぁ、お元気で』
勝手に話を終わらせてしまう。
なにもこちらから言えないまま、切られそうになっていることを悟って沙也は焦ってスマホに叫んでいた。
「待って……!」
だが虚しく、ぶつっと電話が切れる音がした。
ツー、ツー……と電話が切れた音だけが耳に流れ込んできて、沙也は愕然とした。
まさか、こんな電話をして、あんなことを言ってきたということは、真悠は……。
ぞくぞくっと体の奥が震えた。
そんな事態になってしまったら、後悔では足りなくなる。
足まで震えてきたし、頭もぐらぐらしてきたけれど、ここで倒れている場合ではない。
沙也は思いきり息を吸い、吐いた。
なんとか気持ちを落ち着かせようとする。
どうしよう、と思ったが、とりあえず手を打たなければいけない。
そうだ、清登に連絡、と思ったが、すぐにそれは駄目だと直感した。
だって、真悠は、決別しようとしているのだ。
それなら清登に会うなんて、きっと悪いようにしかならない。
じゃあどうしたら……。
勝手に話を終わらせてしまう。
なにもこちらから言えないまま、切られそうになっていることを悟って沙也は焦ってスマホに叫んでいた。
「待って……!」
だが虚しく、ぶつっと電話が切れる音がした。
ツー、ツー……と電話が切れた音だけが耳に流れ込んできて、沙也は愕然とした。
まさか、こんな電話をして、あんなことを言ってきたということは、真悠は……。
ぞくぞくっと体の奥が震えた。
そんな事態になってしまったら、後悔では足りなくなる。
足まで震えてきたし、頭もぐらぐらしてきたけれど、ここで倒れている場合ではない。
沙也は思いきり息を吸い、吐いた。
なんとか気持ちを落ち着かせようとする。
どうしよう、と思ったが、とりあえず手を打たなければいけない。
そうだ、清登に連絡、と思ったが、すぐにそれは駄目だと直感した。
だって、真悠は、決別しようとしているのだ。
それなら清登に会うなんて、きっと悪いようにしかならない。
じゃあどうしたら……。



