幼馴染御曹司と十日間の恋人契約で愛を孕んだら彼の独占欲が全開になりました

「新婚生活も順調そうでなによりだよ」

 沙也が淹れたコーヒーを味わってから、清司が穏やかに言った。

 沙也も清登も嬉しくなってしまう言葉だ。

「ま、あなた。お式はまだでしょう?」

 ソファで清司の隣に腰掛けた茜がおかしそうに言い、清司は「状況は同じだろう」なんて、しれっと言うのだった。

 今日は清登だけでなく、清司も休みらしい。

 久しぶりのオフだと言っていたのに、わざわざ夫婦連れ立って、訪ねてくれたのだ。

 沙也は迷惑どころか、嬉しくなった。

「そう言ってもらえると嬉しいな」

 清登も同じようだ。

 洋斗を膝に乗せながら、心からそう思っているという声で言う。