幼馴染御曹司と十日間の恋人契約で愛を孕んだら彼の独占欲が全開になりました

「上手だなぁ。洋斗は積み木が好きか?」

 感心したように、清登は聞いた。

 そして洋斗は、ずっとすんなり、素直に頷く。

「ん! すきぃ」

 清登が感動してしまったのは言うまでもないだろう。

 そのあと、洋斗が三つ目に積もうとした、黄色い積み木は、残念ながら失敗だった。

 上手に乗せられなくて、ばらばらっと崩れてしまう。

 洋斗の表情は一気に変わった。

 顔が歪み、不快だという顔になる。

「やーあ! やぁ!」

 声と言葉も濁ってしまった。


 思い通りにならなくてイヤ。

 つまんない!


 すべてでそう表していた。