幼馴染御曹司と十日間の恋人契約で愛を孕んだら彼の独占欲が全開になりました

「ひとつぅ」

 ぽんと床に、まず青い積み木を置いた。

 まるでさっき、青い石の指輪を見たからみたい、と沙也は思ってしまったし、清登もきっとそうだっただろう。

「綺麗な青だね」

 清登が控えめに話しかけた。

 まだ様子見といった話し方だったけれど、沙也はかえって嬉しくなった。

 積極的に親子として近付こうとしていると感じられる。

「ん! あおー! きれー! なのぉ」

 洋斗は上手におしゃべりして、清登のほうを見るまでした。

 言葉の内容にも、洋斗が清登を過度に警戒していないようなのも、安堵した沙也だった。

 洋斗はそのあと、次の積み木を掴んだ。

 次は赤い積み木だった。

 青の積み木の上に持っていき、そっと乗せる。

 二つの積み木は上手に重なった。