すぐにウェイターが改めて注文を取りに来て、沙也と清登はコーヒーを頼んだ。
洋斗は持ってきた希釈の麦茶を淹れるつもりだったので、コップだけお願いする。
頼んだものは、マザーズバッグから必要なものを出したり、麦茶の支度をしている間にすぐ届いた。
水で割るだけの麦茶もすぐにできて、子ども用の椅子に座った洋斗は、ストローからすぐ飲みはじめた。
「沙也、今日は来てくれてありがとう」
沙也と清登もやっと席に落ちつけてから、清登は改めてそう切り出した。
ミルクと砂糖を入れたアイスコーヒーをひとくち飲んでから、沙也も同じように返す。
「私こそありがとう」
時間はあるものの、集中して長々と話せるわけではないので、清登はすぐに切り出した。
「あのときはあやふやな気持ちで言ってしまって、すまなかった」
言われたのは清登が洋斗に初めて会った、あの日のことだと沙也はすぐ理解した。
だから軽く首を振る。
「そんなことないよ」
清登は「ありがとう」とちょっと苦笑したが、すぐに表情は元通り、引き締められた。
「でも今度はちゃんと、すべて整えてきた。俺の気持ちも、周囲のことも」
静かに話し出した清登。
沙也はなんとなくこの先のことを察しながらも、それでもすべて清登の口から聞くつもりで、軽く頷くに留めた。
洋斗は持ってきた希釈の麦茶を淹れるつもりだったので、コップだけお願いする。
頼んだものは、マザーズバッグから必要なものを出したり、麦茶の支度をしている間にすぐ届いた。
水で割るだけの麦茶もすぐにできて、子ども用の椅子に座った洋斗は、ストローからすぐ飲みはじめた。
「沙也、今日は来てくれてありがとう」
沙也と清登もやっと席に落ちつけてから、清登は改めてそう切り出した。
ミルクと砂糖を入れたアイスコーヒーをひとくち飲んでから、沙也も同じように返す。
「私こそありがとう」
時間はあるものの、集中して長々と話せるわけではないので、清登はすぐに切り出した。
「あのときはあやふやな気持ちで言ってしまって、すまなかった」
言われたのは清登が洋斗に初めて会った、あの日のことだと沙也はすぐ理解した。
だから軽く首を振る。
「そんなことないよ」
清登は「ありがとう」とちょっと苦笑したが、すぐに表情は元通り、引き締められた。
「でも今度はちゃんと、すべて整えてきた。俺の気持ちも、周囲のことも」
静かに話し出した清登。
沙也はなんとなくこの先のことを察しながらも、それでもすべて清登の口から聞くつもりで、軽く頷くに留めた。



