「そうですね。……えっと」
立ち話になるが、真悠は「五分でいい」と言ってきた。
ならば、どこかへ移動したりするつもりはないのだろう。
それなら早く終わらせるほうがいい。
切り出そうとした沙也だったが、真悠が先に口を開いた。
「沙也さん、清登と結婚するつもり?」
単刀直入だった。
きっぱりした物言いで、それは示していた。
清登はもう実家や婚約者に話を通したのだ。
向こうに受け入れられたかはわからないが、とにかく、自分の意志と望んでいることは告げたのだ。
「……それは、私が決めることじゃないです」
ごく、と喉を鳴らしてしまったが、沙也は言った。
真悠のこの質問に対する返事は、このような唐突な事態であっても、決まっているのだから。
だって自分がそうあろうと決めたことだから。
立ち話になるが、真悠は「五分でいい」と言ってきた。
ならば、どこかへ移動したりするつもりはないのだろう。
それなら早く終わらせるほうがいい。
切り出そうとした沙也だったが、真悠が先に口を開いた。
「沙也さん、清登と結婚するつもり?」
単刀直入だった。
きっぱりした物言いで、それは示していた。
清登はもう実家や婚約者に話を通したのだ。
向こうに受け入れられたかはわからないが、とにかく、自分の意志と望んでいることは告げたのだ。
「……それは、私が決めることじゃないです」
ごく、と喉を鳴らしてしまったが、沙也は言った。
真悠のこの質問に対する返事は、このような唐突な事態であっても、決まっているのだから。
だって自分がそうあろうと決めたことだから。



