「うん。絶対戻ってくるよ」
洋斗が『絶対大丈夫』と言ってくれた気持ちになりながら、沙也は心を決めた。
なにがあろうとも、最悪の事態になんてさせない。
自分の身も、洋斗の身も、守ってみせる。
「洋斗、少し良い子にしていてね」
それでテレビに向かい、リモコンでスイッチをつけた。
録画の幼児番組を流しはじめる。
洋斗が見ていられるように準備をして、そして下へ降りるべく、スマホを取り上げた。
はじめにすることは決めていた。
使う機会なんてないほうがいいと思いつつも、必要なので入れていた通報アプリを立ち上げる。
タップひとつでボタンを押せるところまで操作した。
次に、違うアプリも開いた。
それは録音アプリ。
念のため、記録を残しておいたほうがいい。
これが沙也の、身を守る手段であった。
それをポーチに入れて、肩から掛ける。
支度を整えて、もう一度洋斗に「行ってくるね」と頭を撫でて。
沙也はごくりと唾を飲んで、玄関を開けてしっかり鍵をかけ、階下へ向かった。
洋斗が『絶対大丈夫』と言ってくれた気持ちになりながら、沙也は心を決めた。
なにがあろうとも、最悪の事態になんてさせない。
自分の身も、洋斗の身も、守ってみせる。
「洋斗、少し良い子にしていてね」
それでテレビに向かい、リモコンでスイッチをつけた。
録画の幼児番組を流しはじめる。
洋斗が見ていられるように準備をして、そして下へ降りるべく、スマホを取り上げた。
はじめにすることは決めていた。
使う機会なんてないほうがいいと思いつつも、必要なので入れていた通報アプリを立ち上げる。
タップひとつでボタンを押せるところまで操作した。
次に、違うアプリも開いた。
それは録音アプリ。
念のため、記録を残しておいたほうがいい。
これが沙也の、身を守る手段であった。
それをポーチに入れて、肩から掛ける。
支度を整えて、もう一度洋斗に「行ってくるね」と頭を撫でて。
沙也はごくりと唾を飲んで、玄関を開けてしっかり鍵をかけ、階下へ向かった。



