幼馴染御曹司と十日間の恋人契約で愛を孕んだら彼の独占欲が全開になりました

 ぞくぞくっと、沙也の背筋が震える。

 一気に体の中が冷たくなってきた。

 しかし、そこへ真悠の声がした。

 睨みつけるようなカメラ越しの視線はなくならなかったけれど、意外と落ち着いている声で、言ってくる。

「なにも刺しに来たわけじゃないわ。話すだけよ。五分でいいわ」

 あちらから先回りして言われてしまった。

 ただ、内容はさらに沙也を、ぞくっとさせてきたけれど。

 やはりそういった、物騒な可能性はあるのだ。

 いや、無いとは一応、本人が言ったけれど。

 でも……。