そのあと、しばらく黙った。
沙也はちょっと戸惑う。
次になにを言うべきか。
この先の話をするべきだろうか、それとも別に……?
沙也の疑問を破ったのは、やはり清登だった。
ぐっと喉を鳴らし、力を入れたのを感じる。
体と、きっと心にも。
その様子のまま、視線を向けて、真っ直ぐに沙也を見つめてきた。
「……俺もこのままじゃ駄目だ。沙也」
その目を見ただけで、沙也は理解した。
清登が『このままじゃ駄目』と言った意味と、このあと言われるであろう言葉。
そしてその通りになった。
「息子に会わせてくれないか。本当は、今、お願いするなんて図々しいと思う」
硬い声で言われたことは、確かに後半に言われたことの通りだったかもしれない。
でも沙也はもちろん、そんなふうには思わなかった。
だから否定しようと思ったが、その前に清登が続けてしまう。
「ちゃんと、今後どうするかを決めてからのほうがふさわしいと思う。でも、俺は……息子に会いたい」
沙也はちょっと戸惑う。
次になにを言うべきか。
この先の話をするべきだろうか、それとも別に……?
沙也の疑問を破ったのは、やはり清登だった。
ぐっと喉を鳴らし、力を入れたのを感じる。
体と、きっと心にも。
その様子のまま、視線を向けて、真っ直ぐに沙也を見つめてきた。
「……俺もこのままじゃ駄目だ。沙也」
その目を見ただけで、沙也は理解した。
清登が『このままじゃ駄目』と言った意味と、このあと言われるであろう言葉。
そしてその通りになった。
「息子に会わせてくれないか。本当は、今、お願いするなんて図々しいと思う」
硬い声で言われたことは、確かに後半に言われたことの通りだったかもしれない。
でも沙也はもちろん、そんなふうには思わなかった。
だから否定しようと思ったが、その前に清登が続けてしまう。
「ちゃんと、今後どうするかを決めてからのほうがふさわしいと思う。でも、俺は……息子に会いたい」



