「とにかく乗って。話は走ってからしよう」
清登はその優しい表情のまま、沙也は促した。
確かに乗降場でずっと立ち話をしていたら迷惑だ。
沙也は頷き、回り込んで、助手席ドアに手を伸ばした。
「うん。……あっ」
だが、沙也が開けるまでもなかった。
すっと音もたてずドアが動き、開けられる。
自動ドアだ。
そうだ、前もそうだったではないか。
つい普通の車と同じように乗ろうとしてしまったくらいには、忘れていた部分もあるのだと、ちくっと胸が痛む。
「えっと、お邪魔します」
痛みを覚えつつも、沙也は開けてもらったドアから、気を付けて乗り込んだ。
座席に座り、シートベルトをかける。
「いい? 行くよ」
「大丈夫」
清登が沙也を見て確認してくれて、沙也は、ぱちんとシートベルトを固定してから頷いた。
それで車はすぐ発進した。
清登はその優しい表情のまま、沙也は促した。
確かに乗降場でずっと立ち話をしていたら迷惑だ。
沙也は頷き、回り込んで、助手席ドアに手を伸ばした。
「うん。……あっ」
だが、沙也が開けるまでもなかった。
すっと音もたてずドアが動き、開けられる。
自動ドアだ。
そうだ、前もそうだったではないか。
つい普通の車と同じように乗ろうとしてしまったくらいには、忘れていた部分もあるのだと、ちくっと胸が痛む。
「えっと、お邪魔します」
痛みを覚えつつも、沙也は開けてもらったドアから、気を付けて乗り込んだ。
座席に座り、シートベルトをかける。
「いい? 行くよ」
「大丈夫」
清登が沙也を見て確認してくれて、沙也は、ぱちんとシートベルトを固定してから頷いた。
それで車はすぐ発進した。



