話はそれで終わりになった。
「部屋に戻るね」と言い、リビングに母を残してそっと部屋を出た。
階段をのぼって、自室のドアを開けて、入る。
静かにドアを閉めた。
そこでやっと、はぁ……と長い息が出る。
自分も非常に緊張していたのだ、と改めて自覚する。
ベッドに近寄り、座った。
すぐに横たわる体勢になった。
膨らんではいないものの、お腹に負担を掛けないように、横向きで落ち着く。
視界に、写真立てが映った。
そこには小学生の自分と清登が笑っている。
あれから元通り、表を向けて立てられるようになった、写真立て。
今も同じ。
見ても過度に胸は痛まなかった。
でも、母は違うだろう。
思って、違う意味できりりと胸が締め付けられる。
お母さん、泣くかもしれないな。
痛い胸の中で思った。
こんな、ショックを与えてしまうのを申し訳なく思う。
でも隠しておくほうがいけないし、隠せやしないことだ。
それなら、せめて少しでも早く知ってもらったほうがいい。
「部屋に戻るね」と言い、リビングに母を残してそっと部屋を出た。
階段をのぼって、自室のドアを開けて、入る。
静かにドアを閉めた。
そこでやっと、はぁ……と長い息が出る。
自分も非常に緊張していたのだ、と改めて自覚する。
ベッドに近寄り、座った。
すぐに横たわる体勢になった。
膨らんではいないものの、お腹に負担を掛けないように、横向きで落ち着く。
視界に、写真立てが映った。
そこには小学生の自分と清登が笑っている。
あれから元通り、表を向けて立てられるようになった、写真立て。
今も同じ。
見ても過度に胸は痛まなかった。
でも、母は違うだろう。
思って、違う意味できりりと胸が締め付けられる。
お母さん、泣くかもしれないな。
痛い胸の中で思った。
こんな、ショックを与えてしまうのを申し訳なく思う。
でも隠しておくほうがいけないし、隠せやしないことだ。
それなら、せめて少しでも早く知ってもらったほうがいい。



