私が、一人じゃいけないから…… 私が男の人が苦手だから… 「奈々……… 大丈夫だから…… 頑張っておいで」 ………っ やっぱり、るーちゃんは優しい。 「ありがとう…… 頑張るね」 励まされながら、るーちゃんとバイバイをして、レ ストランへと向かった。 歩いていくと思った以上に遠くて、15分ほどかかっ てしまった。 レストランに入ると中には男性たちがたくさんい て、帰りたいという気持ちが大きくなった。