狼の目に涙

『あ、平岡さん…』

「気安く私の名前呼ばないで。あんたに呼ばれると、寒気する」


あの一軍女子だ。今回は仲間を引き連れているみたい。
両サイドにごますりがいるって本当なんだと呑気な考えが頭に浮かぶ。



『名乗ったのはそっちですよね?』

「あんた、私に言い返すなんて警戒心なさすぎなんじゃない?いつか本当に痛い目に合わせてやるわ」



それ以上は何もなく、自分たちの教室にまた戻っていった。