狼の目に涙

お弁当まで作ってくれて、時には気付かぬうちに洗濯までしてくれていた店長。


そして半年以上文句も言わず、〝親として〟と言い続けて私の生活を支えてくれた。



そんな店長に、私も当然何か返したい。



「そういえばさ、そろそろ就職の時期じゃないの?」

『そう、です』

「じゃあさ、正社員ってのはどう?」

『…はい?』



ごめんなさい店長。
ちょっと話が見えない。


私との会話が成り立っているように思えないのは、私だけ?