地面に広がる純白に足を沈めて、時々宙に粉雪を降らせながら小さく呟くと、 「俺、三浪さんの悲しむ顔、見たくない。…俺が笑わせてあげたい」 よく分からない言葉をかけられた。 理解が追いつかず足を止めると、 「俺の方が、三浪さんをよく知ってる。佐々原よりずっと長い時間一緒に居て、佐々原が知らないいろんな表情を知ってる」 被せて告白だと取れる言葉を、私の前に立って目を見て言われた。