狼の目に涙

『早とちりして、ごめんなさい…。佐々原くんがやっと起きたと思ったんですけど』

「良いのよ、あこちゃん。先生も言ってたでしょ?良いことだって。雅も目を覚まそうと頑張ってるのよ」








相変わらず、大量の管に繋がれて寝ている佐々原くん。




規則的な呼吸も、義務のようにさせられていて、可哀想で取ってあげたくなる。


取ったらダメなことはよく分かっているけど。