狼の目に涙

「似合ってる!あこちゃんにぴったりよ」

『ありがとうございます。こんな良いものもらえるなんて、嬉しいです』

「でも雅との初デートが私の服で、ごめんね?雅、外で待ってるから行ってきなさい」






お母さんに笑顔で見送られて外に出ると、制服じゃない佐々原くんが立っていた。




『佐々原くん、私服だと雰囲気違うね。やんちゃが引き立ってる』

「お前それ貶してるだろ(笑)それを言うなら三浪は、バイトの時と服の種類が違う」

『お、よく気づいたね。これもらったの。服ないから』

「母ちゃんの趣味か…。悪くねぇな」






…ん?