狼の目に涙






後処理か。
多分平岡さんたちのことだよね。





しばらく学校に来れないということは、警察のお世話になるのかな。



平岡さんたちのその後が気になるけど、ここからは私が首を突っ込んでも何も変わらないし、佐々原くんの言う通り聞かなかったことにした。





「中入って。傷綺麗にしないと」





一ヶ月ぶりの佐々原家。

家では、佐々原くんのお母さんが目を潤せて再会を喜んでくれた。





「あこちゃんが帰ってきてくれて何より。肩の傷が痛むわね…。他には何もされなかった?」

『はい。大丈夫です』