「じゃあ、そろそろ本題に移るか」

「そーだねぇ、じゃあまず僕たちを召喚した奴呼
んでー」

「…全て双子の言う通りにしろ」

「かしこまりました。」





「私が貴女方を召喚しました…」

「じゃあ、元の世界に戻して」

「そ、それは無理です」

グザ

その音が聞こえた瞬間召喚士の右足にはルカが突き刺した短剣が刺さっていた
「っぐぁぁ」

「いやー、その絶望した表情いいねぇ
でも、今は冗談言ってる場合じゃないよね?」

「っぐ、じょ冗談じゃありません。」

「はぁ、じゃあせめて姿だけでも元に戻れない
の?」

「この世界に来る時に貴方方の魂だけこちらに呼
んだので出来ません。
こちら側が用意した魂のない肉体に貴女方の魂
が入り憑依したということでございます。」

「あっそ、じゃあとりあえずここにいる者全員殺
したら許してあげる」

「ま、待ってくれ!」

「何?、今この俺たちを召喚した奴と話してるんだけどー」

「我は、お主たちに依頼をしたいのだ」

「依頼?」

「あー、そういえばほら
牢屋の見張りが言ってたじゃん?
あれの事じゃない?」

「依頼、か
まぁいい依頼は内容次第受けてやる」