朝7時半


俺はいつものように体を起こして、1階に降りると兄貴が髪の毛を整えてるところだった


「お、雅人。おはよう!」


〈おはよう〉


まだ眠たくて目は開けられないけど、兄貴がドライヤーをかけていた


〈兄貴ってなんで金髪にしたの〉


「あー?高校生になったら少しかな。なんで?」


〈毎日綺麗な髪の毛してるから〉


「お、雅人?急にどうした?兄貴を褒めるなんて珍しいな」


〈やめろよ。もう!〉


兄貴は俺の肩に自分の腕を乗せてきてるからすこしだけ痛い


これは本当に金髪にしてから1年ちょっと経ってるけど傷んでるところなんて見た事がなくて


毎日ちゃんとお手入れしてるんだなって


「仲良しね!朝ごはんできてるから食べちゃいなさい!」


今日も母さんの美味しいご飯を食べていつものように学校につきちらっと花崎さんの靴箱見たけど、まだ来てなかった