「花崎が遅刻って珍しいな」
「まぁちょっと色々あって。寝坊じゃないんだけどね」
机の中に教科書をしまってるとクシャという音がしたから机の中を覗いて見た
「お?今どきラブレターはないでしょーに」
中身を覗くと確かにラブレターだったけど、差出人はかかれていなかった
「ちょっと見してみ」
と、玉木くんは私の手に握られてるラブレターをひょいと取ると中身を確認した
「あ、ここに書いてるぞ。って…えっ!球磨川〈くまがわ〉って3年生でしかも生徒会長だぞ」
「なんで?そんな程遠い存在の人が私に?」
「さぁ〜?まぁ昼休み中庭に行ってみれば?」
私はわかったと短く返事をして、昼休み中庭に行ってみることに



