中学に着くと、人だかりが見えてきた


私はその人だかりの所へ行くと


同じクラスになって喜ぶ人や、離れて悔しがっている人たちの姿が見えた


私は自分の名前をクラス表から見つけ出すと


1年3組と書かれていた


私はそこへ目指して歩いていく


実は中学に上がる前に私はこの街へと転校してきた


だから知ってる人は一人もいないという状況だ


いや、まだ早いよね


これから友達はできるよね


私はそう意気込んで3組の中へと入っていく


窓際に一際目立つ男子生徒がいた


その人の周りに友達らしき人達はいなくて


本当に一人だった


黒板まで行くと座席表だった


私の席はなんと、窓際の3番目だった


カバンを置き、席に着くと


まだ新しい座席に違和感を覚えた