「あっー!」


私がセーラー服に着替えていると突然姉の叫び声が私の部屋にまで届いて


私は慌ててお姉ちゃんの部屋に向かうと、何かがこぼれたのかカーペットが濡れていた


「お姉ちゃんどうしたの!!」


「いーちーかー!どうしよう〜」


なにがあったのかわからないけどお姉ちゃんは泣きながら私に抱きついてきて


「香水ぶちまげちゃっだ。彼氏から貰った香水なのに(泣き)」


ドレッサーの前に置かれてる蓋の空いた香水


「あーぁ、なんでこんなことに」


「手が滑ってさ〜、蓋が空いた途端にかけようとしたらするんと私の手から…健太になんて言お」


「伊織!何この匂い」