「お前、声出ねぇのにどうやって助けを呼んだぁー」 あ、怒りを加速させちゃった 「唐沢、柄木(からき)、荒川ー、裏庭で何してんだー」 あ、この声って生徒指導の先生だ 図書委員担当が生徒指導の先生だから、よく声は覚えてた 「やべ、辻村だ。逃げろ」 俺の胸ぐらを掴んでいた3人組はそそくさとその場を後にした 「よかった、殴られていなくて」 「雅人くんが気が付かないように振り向いてくれて良かった」 「はぁ、はぁ…本当に…」 あ、花崎さんに生田さんに神田さんだ