「今日から高校生なんて信じられないよね!」

「確かにね。中学が遠い昔のように感じちゃった」

「私も〜」

そう言い、花園学園までを歩いていく

前を見て見たら双葉中学の制服を着ている人達が前にいた

美「1年生かな?可愛いー」

椿「3月まであの制服来てたんだよ?で、今ブレザーだよ?えっ?」

去年の今頃、声をかけてくれた美緒ちゃん

そして、美緒ちゃんの席に行くと仲良く話していた女の子、それが今私の隣にいる椿ちゃん

そして声が出ないと言っていた雅人くん

もっとたくさん雅人くんと話したかったな

「雅人くん見てると思うよ?この空から」

指を空に向けた椿ちゃん

空を見上げる私たち

「あ、やばい早く行かないと入学式遅刻しちゃう。急ご!」

赤信号で止まってたことをすっかり忘れてた私たちは慌てて学校に向かった

雅人くんも空から私たちのこと笑ってたりして

なーんてね

雅人くん、あなたの分まで生きるからね