「よし、今日も一花も伊織も可愛いわ〜、あ、これって親バカって言うのよね」


お母さんはいつも私とお姉ちゃん、一緒に愛情を注いでくれる


「ほら、一花。早くしないと入学式に遅れちゃうわよ」


「うん!」


私は自分の部屋を出て、ダイニングテーブル席につく


今日の朝ごはんはパンの上にスクランブルエッグとレタスとベーコンが乗っているというものだ


私はこの組み合わせが大好き


「うん、美味しい」


ちなみに私はミディアム(肩につくか、つかないかくらいの長さ)だ


「伊織、おはよう!一花はもう食べてるわよ」


「うん!一花〜おはようー」


今起きてきたばかりの姉が私に抱きつく


「う、お姉ちゃん苦しい」


「えへへ、ごめんね〜、一花が可愛くてつい」


朝はいつもこんな調子だ


でもこのやり取りが私は大好きだ