程なくして…1週間後

「一花〜、朝ですよー起きないと〜…」

「わぁ〜起きる。起きるからお姉ちゃんやめて!」

お姉ちゃんはすごく怖い鬼の形相をしていて、こうなると起きるまで怖い顔だから私は慌てて身体を起こした

「あはは、やっぱりこれ一花に効果ありすぎるわ〜。小さい時もよくこうやって起こしてたの、覚えてない?」

「うん〜、怖かったっていう記憶はあるかな」

私は歯を磨き、顔も洗い終えるとお姉ちゃんが作った朝ごはんを食べていく

「美味しい〜」

「よかったー!それで悪いんだけどお姉ちゃん、もう大学に行かないとなんだよね。先いくね?」

「うん、私ももう中学生だし、1人で学校行けるからさ」

「たくましくなったねー、お姉ちゃんの後をついてまわってたとは思わないよ!じゃあ行ってくるね」

行ってらっしゃい〜といいお姉ちゃんを見送る