半年後

「一花〜〜〜〜〜」

ドンッ

「いったー!!何よ〜。椿ちゃん」

「ちょっとやばい、まってありえない」

朝から何を慌てているのだろうか

「どーしたの?あっ!もしかしてサー、ずっと好きだって言ってた要先輩と付き合えたとか?」

「えっ、そうなの?」

「美緒、なんでわかったの?」

椿ちゃんに確認をとると驚いたように目を見開いている

「え、椿が慌てるのってそれしかないなと思って」

てへっと可愛く言ってる美緒ちゃん

と、当たったことにびっくりして頬を染めてる椿ちゃん

正解だったんだ

「え〜〜、良かったじゃん!椿ちゃん」

要先輩ってサッカー部のエースでこの双葉中学を何度も全国大会へと導かせている期待のエース

「はぁ、もうやばい死にそう」

よっぽど嬉しかったのか、教室の隅で腰を抜かした椿ちゃん

てかさっきから語彙力皆無になっているよ椿ちゃん