「花園学園高校って超名門じゃん!?」

「花崎さん、花園目指してるの?」

「超頭のいいお姉様がいるから何とかなりそう(いや、ならないか)」

もう泣こう

「てか、花崎さん。さっきから神田さんたちが呼んでるんだけど」

クラスのみんなの声にドアの方を見ると確かに美緒ちゃん達がいた

「あっ、美緒ちゃん、椿ちゃん!」

私が急いで帰る支度をしてると2人が

「そんな慌てなくても大丈夫だって!」

「そうそう、お腹はすいたけどゆっくりでいいよ!」

優しい言葉をかけられて私は心が暖かくなるのがわかった

「じゃあ、俺も3人に沿って帰りますか」

雅人くんは自分の机の脇にかけてあったスクールカバンを手に取った



テストが終われば夏休み


夏休みもぱぁーと遊ぶんだい