家に着いたから別れようとしたら雅人くんの手が伸びてきて頭の中は『??』ってなった

「またあしたな。一花」

そう言って私の頭を撫でたあと来た道を帰っていった

あ、れ、かお、あつ、い

私一体どうしちゃったの?


自分の部屋に入っても、ご飯食べててもベッドに入ってもドキドキがおさまることは無かった


正体が分からないからお姉ちゃんに聞いてみたら

「一花〜、多分それはその雅人くんって子に恋してるのかもね〜、まぁ、雅人くん前あったけどかっこよかったね!一花が雅人くんのこと好きになるのもうなずけるな〜」って言ってきた

お姉ちゃんも恋愛をしてるからこそすんなりと返答が返ってきた


「一花、中学生の時に今の健太を好きになった私がいるから中学生が恋愛してもいいんだよ?」と言ってくれたので

お姉ちゃんがいなかったらこの恋は隠し通してたのかもしれない

お姉ちゃんがいてくれて良かった


私はスッキリとした表情でその日は眠った

あ、明日からどうやって雅人くんに会えばいいんだろ?

まぁ、今まで通りだよね