あなたの声が聞きたくて

さっきの賑やかな休み時間と違って今の時間は…体育です

しかも持久走


「走りなら任せてよ〜」

「そんな別に競走しなくてもいいけどな」


体育教師に突っ込まれる花崎 一花(13歳)


多分この身体能力は姉に似たのだと思う

姉も私以上に運動神経抜群だから


「じゃあ、制限時間まで走り放題だから頑張れー」


先生の笛とともに走り出す私たち


陸上部が前にいるから今のところ勝敗が見えない

でも私、陸上部と同等に走ることができるんだよね


「お、花崎じゃんかよ!つーか早っ!」

後ろから男子の声が聞こえてくるけど、そんなのはスルーが1番

あ、友達置いて先に走っちゃった…

後で謝ろう

でもあれ先に行っていいって言ってくれたっけな