あなたの声が聞きたくて

まだ序盤なのにテントにいるクラスメイトや競技に参加してるみんなは歓喜に満ち溢れている


3年生は最強と呼ばれる人が何人もいるという噂だ


『うわあああああ』と声が飛び交う体育祭は初めてだ


そして着々とケリが決まっていく綱引き


最終的に勝ったのは2年生だったけど、私がかたきをとることにした


時間はあっという間にすぎ放課後となった


「悔しいーーーー!!!」

「もうちょいだったのによ〜〜〜〜〜〜〜」

「来年まで待てないわ」

教室で交互に不安をぶちまけるクラスメイト

私だって例外ではない


「借り物競争頑張ったのに……」


「花崎のせいじゃねえよ。もちろんクラスの誰のせいでもねえよ」


「マコトくんいいこと言うじゃん」


"たまにはね"と誰かが後に付け足す