あなたの声が聞きたくて

椿ちゃんと美緒ちゃんは先にパフェを食べていた


「小腹がすいちゃって!」


えへへと笑う椿ちゃんと美緒ちゃん


「私もお腹すいてたころだったからちょうど良かった」


アイスが来るまでの間、何気に窓の外を眺めていると見覚えのある姿が見えた


「あっ、あれ」


私が窓の外を指さすと2人は驚いた顔をした


「あれ、高崎くん?隣はお兄さんかな」


「用事ってこの事だったんだ」


つい数分前の出来事を思い返してみた


『どうしても外せない用事があるんだ、ごめんなさい』


「まぁ2人のことだから口出しは良くないよね」


「だね、突っ込んでも関係ないとか言われそうだしやめとこ」


窓の外を眺めてると店員さんの明るい声が聞こえてきた


「お待たせいたしました〜バナナチョコアイスです」


「あ、ありがとうございます」


店員さんにお礼を言うとにこやかと笑ってその場を後にした