バサ

はあスッキリした。

弥生「・・・え?」

輝羅「ああ、お前見たことなかったな。これが俺の地毛だよ。母さんに言われてずっとカツラつけてたんだ。」

弥生「そう・・・だったんだ。全然知らなかった。なんか変だな〜とは思ってたけど。」

輝羅「え、そうなのか?」

弥生「うん。やっぱりカツラとじゃか髪の毛の質感が全然違うし。綺麗な色だね。」

輝羅「ありがとう。本当の父親の髪色を継いだみたいだ。だからカツラだったんだと思う。母さんがバレないようにって。」

弥生「でも、地毛も長いね。肩まであるじゃん。でも、そっちの髪色の方が輝羅には似合ってるね。」

輝羅「俺も気に入ってるんだ。この髪色」

やっぱり、こいつに話して良かった。幼馴染みはやっぱり頼りになる。

輝羅「また、弥生と話すことができてうれしい。これからは、昔みたいに仲良くしてな」

弥生「当たり前だよ‼︎」

輝羅「あ、そう言えば『ステータス』って見れないのかな?」

弥生「さあ?やってみる?『ステータスオープン』」

輝羅「何が見えたか?」

弥生「ううん。なにm・・・っわ。」

輝羅「どうした?」

弥生「急になんか出てきたんだけどビックリした〜」

って事は見れるってことか?

輝羅「『ステータスオープン』」