18×3/5/×× 雨のち曇り 「ここから出よう。」 僕と一番歳上である誠哉くんで 決めたことだった。 プレイルームに皆を集めて話し始める。 「決行は満月の日…。明後日の夜。 …覚悟を決めておいて。」 僕に背を向けて皆に作戦を話す 誠哉くんの手は固く握りしめられていた。