「あ! じゃあみんなで受験勉強しようよ!」 私が手をポンッと打って言った。 「へ?」 …それは、今朝の出来事。 「…で、どうしてウチに?」 額に汗をかいてそう言ったのはお兄ちゃん。 私は、真子、里、晃を受験勉強会場として、私の家をすすめたのだった。 「は~! ここ広ぇなぁ。」 晃が好奇心旺盛にあたりを見回す。 「こっこんにちはお兄さん!」 里と真子が顔を赤くしてお兄ちゃんに挨拶をする。 「とりあえず…雫の部屋でも…」 お兄ちゃんは混乱しながらも私たちを室内へ入れてくれた。