冒頭にて、無自覚な美少女なんて、まず存在しないと述べたが、手放しに可愛い、可愛いと言われたわけでなく、悲しい過去がある場合は、いわゆる無自覚美少女、美女が出来上がることもあるだろう。

ここでは、大和撫子的美少女と、西洋風美少女という、真逆の二人を登場させたが、二人とも、幼少期に否定されることが多かったが故に、美人であるという自覚がないというより、自分の容姿にネガティブな感情すら持っている。

心開ける相手とのめぐりあいや、淡い恋もあり、最終的には自分の美しさを認めることが出来た、というわけである。


※これはフィクションです。