またしても、玲が答える前に一花が素早く答える。医師として現場に、それも本来は銃弾が飛び交う危険な場所で処置を行なっている彼女は、すぐに医学の知識を思い出せるようにしているのだろう。
東大という日本最高峰の頭脳の持ち主が通っているはずの医大生がまだ、何も話せていない。そのことに桜士の周りはヒソヒソと話し始める。
「あんた、最初から二問ともどんな問題が出るか知ってたんじゃないの!?」
「そうよそうよ!玲が答えるよりも前に答えるなんて、おかしいわ!」
七海と莉緒がそう食ってかかる。だが、ステージに立つ一花は戸惑ったように首を傾げ、言った。
「あの、クイズって答えがわかったら応えるものなんじゃないんですか?問題を言われた時、すぐに答えが浮かんだので答えただけですが……」
その時である。戸惑った顔をしていた一花の目が、真剣なものに変わる。そして、ステージを勢いよく飛び降りた。桜士はすぐに彼女が感じた異変に気付く。先程から、千春がやけに静かだ。
東大という日本最高峰の頭脳の持ち主が通っているはずの医大生がまだ、何も話せていない。そのことに桜士の周りはヒソヒソと話し始める。
「あんた、最初から二問ともどんな問題が出るか知ってたんじゃないの!?」
「そうよそうよ!玲が答えるよりも前に答えるなんて、おかしいわ!」
七海と莉緒がそう食ってかかる。だが、ステージに立つ一花は戸惑ったように首を傾げ、言った。
「あの、クイズって答えがわかったら応えるものなんじゃないんですか?問題を言われた時、すぐに答えが浮かんだので答えただけですが……」
その時である。戸惑った顔をしていた一花の目が、真剣なものに変わる。そして、ステージを勢いよく飛び降りた。桜士はすぐに彼女が感じた異変に気付く。先程から、千春がやけに静かだ。


