聡明なインテリ総長は、姫を余すことなく愛したい


「っ…!?」




きゃあああーーー!と再び上がる悲鳴。



っ…そうだ、ここ教室だった…!



今さらそんなことを思ったって、起きてしまった事実は消えてくれない。



四方八方から矢のごとく飛んでくる視線が、私を突き刺していく。



私、蓮見先輩に告白された……の?



とにかく何か言わないといけないのに、色んな感情が混ざり合って上手く言葉に出せずにいる。



みんなに見られていて恥ずかしい…。



告白と受け取って大丈夫なのかな…。



困惑と羞恥心。



そのふたつが邪魔をして、なんて言えばいいのかぐるぐる考えてしまう。



「返事は今すぐじゃなくていいから。春風さんが嫌がることは絶対にしないって約束する。考えておいてね」



「っぇ…や、あのっ…」



そ、それは困ります…!



今ここで返事をするならしないと、とても面倒なことになりかねない。